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- 2022.06.24 プレス
今夏も気になる熱中症対策。「マスクとの上手な付き合い方」
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今夏も全国で厳しい暑さが予想され、「熱中症」対策が必要だといわれています。
今や夏の代表的な病気となった熱中症は、高温環境下で運動や労働をしたために、身体に起こる「脱水」や「めまい」といった異常や障害。
「意識障害」など、症状が重ければ、救急搬送されるケースも少なくありません。熱中症の発症原因には、「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。
中でも「環境」における「気温や湿度が高い」という状況(猛暑日など)は、特に警戒が必要だとされています。
そこで気になるのが、「マスクの着用」です。
いくらコロナ予防対策とはいえ、猛暑日にマスクで口や鼻を覆うのは辛いですよね。
顔の周囲が暑くなり、身体にも負担がかかりやすいため、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症リスクを高めさせるおそれがあるとされています。
夏にマスクを着けると、熱中症にかかる可能性は高くなるのでしょうか?
そこで、熱中症を避けつつ、コロナから身を守る「マスクの使い方」を考えてみました。
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目次------------------------------------------------------------------------------
☆2022年夏も「熱中症」には注意が必要
気象庁の3ヵ月予報によると、2022年7月~9月の気温は高く、北日本と東日本、西日本では気温は平年並、または高い見込みとなっています。
梅雨が明けた後は、一気に気温が上がるとのことで、「熱中症」の危険性が高まるそうです。
熱中症は、高温・高湿度の環境において、体内の水分や塩分のバランスが崩れる、身体の調節機能が働かくなくなることなどにより、深部体温(内臓などの体の内部の温度)が上昇し、様ざまな症状を起こす病気のこと。
「立ちくらみ」「大量の発汗」「筋肉痛」といった軽度の症状から、「頭痛」「倦怠感」、重症化すると「意識障害」や「けいれん」といった症状が出て、「熱射病(意識障害と同時に体温が40℃以上まで異常上昇)」に陥ることもあります。
なお、熱中症にかかりやすい環境・主な条件は次の通りです。
・真夏日や熱帯夜:一般的には、最高気温が25℃を超えると患者が発生し、30℃を超えると重症化する人が増え始めるとされる
・高湿度:湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、発症の危険が上がる。
・日差しが強い:晴天の日などは、直射日光だけでなく地面からの照り返しも注意。成人に比較して、背の低い子供やペットは照り返しの高温にさらされる危険性が高い
・無風・風が弱い:無風や風が弱い日は、汗が蒸発しにくく、体温が下がりにくい
・「暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)」が高い:1954年、熱中症を予防することを目的に、アメリカで提案された指標。人体の「熱収支(人体と外気との熱のやりとり)」に大きく影響を与える「湿度」「日射・輻射」「気温」の組み合わせ。熱中症発生の目安となっている
また、次のような人、行動は熱中症に注意が必要です。
・子供・乳幼児:子供や体温調節機能が十分に発達していない乳幼児。そのため大人よりも熱中症にかかりやすい
・高齢者:高齢者は温度に対する感覚が弱くなるので、適切な室温調節ができず、注意が必要
・屋外で作業・仕事をする:屋外で長時間働く職業、また外回りの多い人など
・スポーツ、スポーツ観戦者:炎天下でのスポーツ競技、また同じような環境での観戦者
・車を利用する人:外気温がそれほど高くなくても、車内温度は上がりやすいため
発症しやすい条件や傾向はありますが、熱中症は基本的に誰もがかかる病気です。
環境省が発する「熱中症警戒アラート(熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとるよう促すための情報)」などに留意しながら、この夏を安全に乗り切りましょう。
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☆真夏日のマスクは熱中症につながる?
熱中症の原因は、体温調節機能がうまく働かず、体内に熱が溜まって深部体温が上昇することにあります。
そのため、夏場にマスクを着用していると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるとされています。
というのも、マスク不使用時に比べると、マスク着用時は心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇し、身体に負担のかかることがあるからです。
確かにマスクを着けると、季節に関係なく、次のようなトラブルが起こります。
・皮膚炎(マスク肌荒れ):蒸れやこすれなどで、肌にトラブルが生じる
・息苦しさ:いつも鼻と口元を覆われているため、不快感を覚える
・頭痛:耳ひもがきつい、肌への刺激、またマスクの長時間使用による酸素不足、二酸化炭素の過多などが原因で、頭痛を発症
・脱水症状:呼気の水分によってマスク内の湿度が高くなり、のどの渇きを感じにくくなる。しかし、マスク着用だと着脱が面倒なことから水分補給の回数が減り、脱水症状が出る
・ストレス:常にマスクを着用しなければという状況、コロナが終息しないことへの不満などがストレスにつながる
さらに夏になると顔周りが暑くなり、口の周りの蒸れ、息苦しさもひどくなります。
このようなことを含め、高温・多湿の環境下でマスクを着用すると、熱中症のリスクが上がりやすいとされ、「屋外で周囲の人との距離(少なくとも2m以上)が確保できる」場合は、適宜マスクを外すことが推奨されています。
その一方で、「夏のマスク着用で、必ずしも熱中症のリスクが高くなるわけではない」という説もあるようです。
ある教育機関の実験において、気温35℃の中でマスクを着用したところ、口周辺の皮膚温度は約2℃上昇。
しかし、深部体温は、0.06℃~0.08℃しか上昇しませんでした。
つまり、日常的な使用に限れば、熱中症につながる深部体温上昇への影響は少ないといえるのです。
マスクが熱中症の直接原因になるとしたら、マスクの着脱が面倒なため、熱中症予防の水分補給回数が減ってしまうことだと考えられます。
とはいえ、夏季にマスクを着けて激しい運動を行う、長時間着用するような場合については、まだ調査や研究が必要であり、しっかりとした見解も出ていないため、気をつける必要があるといえるでしょう。
梅雨が明け、本格的な夏が到来すると「コロナ感染は怖いから、夏季でもマスクは外せない。ただ、暑い日のマスク着用は、熱中症にかかりそうで不安」という声が聞こえてきます。
そこで熱中症を避けつつ、コロナから身を守る「マスクとの付き合い方」を考えてみました。
〇新型コロナウイルス下における基本注意点と熱中症を避けるマスクとの付き合い方
・コロナ予防の基本として、「マスクの着用」に加え、「手洗いやうがいの実行」「3密(密集、密接、密閉)の回避」を心がける
・マスクが必要だと判断する状況なら着用。
ただし、周囲の環境(気温・湿度など)に注意する
・マスクをしている場合、十分水分補給を行うことで、熱中症リスクは回避可能。
のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂ること
・屋外で、人と距離が十分(少なくとも2m以上)であれば、マスクを外してもよい
・マスクをしての重作業や激しい運動は避ける
・「熱中症警戒アラート」などを参考にして、猛暑日であれば、屋外ではマスクを外すようにする
・マスク着用中は、腕や胸元が出るように衣服なども工夫して暑さを調整する
マスクを適宜効果的に利用するのはもちろんですが、熱中症予防には十分な睡眠をとる、バランスのよい食事を心がけるなど、普段から暑さを克服できるような身体作りも大切です。
気温の高い真夏日であっても、屋内や人の多い場所ではどうしてもマスクが必要です。
ただ、長時間着用していると顔や口の回りが蒸れる、不快感を覚えることも少なくありません。そこでおすすめしたいのが、接触すると肌の熱が生地に移り、ひんやりと感じる生地を用いた「接触涼感マスク」です。
ご紹介する接触涼感マスクは「接触冷温感(Q-max:最大熱吸収速度。熱が身体から物体へ移動する量を可視化した数値)」検査実施済商品。Q-maxが0.2以上で「接触冷感素材」と呼ぶことができ、値が高いほど涼感もアップします。
〇接触冷感不織布マスク(ラベルなし):ホワイト
冷感不織布製3層フィルター構造のマスクで、1枚入りと2枚入りをご用意。
OPP袋には個別ポケットが付いていますから、ラベルを入れることもできます。
夏の手軽かつお役立ちノベルティとして最適。国内カケン検査済で接触冷温感(Q-max)は0.332。日本繊維製品品質技術センター認証製品です。
▼接触冷感不織布マスクはこちら
https://www.mask-hansoku.com/item/index.php?item_id=1&type_id=27
耳かけ部分がひもなので、自分に合った長さに調整できる「接触冷感マスク」です。
洗ってくり返し使えるマスクで、「無地」と「台紙付き」、「名入れ印刷」タイプをご用意。いずれも個別OPP袋付きとなっています。
「台紙付き」は台紙に社名やイメージキャラクターの印刷可能。
チラシやクーポンなどにも利用できます。
「名入れ印刷」タイプは、1か所に企業名や店舗ロゴ、キャッチフレーズなどをフルカラー(昇華転写)印刷でき、販促用ノベルティ、オリジナルグッズにも最適。いずれも「カケンテストセンター接触冷温感(Q-max)検査」実施済商品となっています。
▼接触冷感マスク(ひも付き)はここから
https://www.mask-hansoku.com/item/index.php?item_id=1&type_id=7
〇接触涼感マスク:ホワイト
「無地」と「台紙付き」、「名入れ印刷」「全面印刷」の4タイプ。
洗って繰り返し使えるため、コストパフォーマンスも抜群。
水で濡らすと、より涼しく使えるマスクです。「名入れ印刷」は企業名や会社ロゴをワンポイントで、昇華転写(フルカラー)印刷。「全面印刷」はイラストやデザインをフルカラー、昇華転写印刷できるため、よりオリジナリティあるアイテムに仕上がります。
また。「台紙付き」は台紙に社名やイラストを印刷でき、またチラシなどにも使えます。どのタイプも「カケンテストセンター接触冷温感(Q-max)検査」実施済商品です。
▼接触涼感マスクはここをクリック
https://www.mask-hansoku.com/item/index.php?item_id=1&type_id=8
〇接触涼感マスク(こども用):ホワイト
濡らすと、より涼しく使えるタイプの子供向けマスク。汚れても、洗えば繰り返し使うことができます。「名入れ印刷」「全面印刷」(共にフルカラー、昇華転写印刷)ができ、前者はかわいいイラストをワンポイントで付けられ、後者はマスク全体にポップなデザインを施すことができます。今年は行動制限も緩和され、夏イベントや展示会をご予定なら、早期のご注文をおすすめします。
▼接触涼感マスク(こども用)はこちらからどうぞ
https://www.mask-hansoku.com/item/index.php?item_id=1&type_id=24
※ご注意:なお、「冷感・涼感」は非常に人気が高く、現在、全国から多くのご注文をいただいております。在庫が品薄となっておりますので、事前に在庫の確認、早めのご注文で在庫の確保をしていただけますようお願いいたします。
「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」の解除宣言以来、人々の行動範囲は広がりつつあります。居住する都道府県、または隣接都道府県の宿泊施設を利用する場合、割引や特典が得られる「地域観光事業支援(県民割・ブロック割)」が始まり、また、6月10日からは外国人観光客の受入れも再開。
県民割・ブロック割は期間延長(7月14日まで)され、感染状況を見極めた上で制度を変更し、その後は全国を対象とした「全国旅行支援」が行われるそうです。そのため、今夏のレジャーシーズンは、多くの旅行客が観光地へ赴くことでしょう。
その他、国からも詳細が出されていますのでコロナや暑さに気を付けながら、良い夏を過ごしましょう。
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント 厚生労働省HP